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「籠」
2011/鉛筆、段ボール、木材、映像、折紙/インスタレーション
2011年3月11日
たまたまだろうか。2011年の3月10日に、私はアメリカから帰国した時に東北の地を眺めていた。
その翌日、その街は海にのまれていた。
ふわふわとしていた世界が一変した。
卒業制作前という時期もあり、それでも何か作らなければならない状況。
美術には時間が必要であることを知った。
そして、自分が無力であることを知った。
自分がここにいること。それでも海が好きで、綺麗だと思ったこと。